
瀬田商店会
(せたしょうてんがい)
URL http://www.seta-net.com/8-246net/
◆商店街の沿革
平成22年に創立60周年を迎えた。創立当時は、玉電『瀬田』駅があり、2m道路の両側に商店が並び、いわゆる商店街としての体裁をなしていた。東京オリンピックを機に、国道246号線と環状八号線が拡幅整備され、また玉電の廃止、バス停の移動、交通渋滞情報で名が知られる「瀬田交差点」の出現と、商店街が四つに分断され中心地域を失うことになり、現在に至る。現在は更に4分割がきびしく感じられる。
◆商店街の現状
店主の高齢化、後継者難、買い物客の流れの変化等により、生鮮三品や物販店の更なる減少につながり、商店街としての訴求力を失っている。事業所系の会員の割合は増えたが、10年前と比較すると会員数は半減したといっていい。その為にもっと商店会を消費者に周知してもらう為に、ホームページの開設、商品券(世田谷区共通商品券)の取扱いの強化を計る様にした。
瀬田温泉『山河の湯』・『ガーデンアイランド』等集客力のある店が出現し、外からの客の流入は多くなったが、地元商店が潤うほどには至っていない。
瀬田商店会が主催している行事の一つに、納涼盆踊り大会がある。瀬田小学校の校庭を借り、地元諸団体の出店協力を得て、毎年盛大に開催されている。特に地元の子ども達に夏休みの思い出をという趣旨が理解され、今や瀬田の風物詩の一つに数えられている。年々、盛況さを増しているようである。
◆今後の展望
四つに分断され、物販店が更に減少している商店会が、会員や地域から何を求められているかをよく分析するところから出発。会員同士のコミュニケーションや、地域住民とのふれあいに重点を置いた活動を模索していきたい。それによって商店会の活性化を図っていきたい。