玉川地区
【桜新町商店街振興組合】
私達の先輩諸氏が商店の組織化の必要性を感じ、商店会を結成したのが昭和26年で、今年で51年目となります。
以後の商店会活動で特筆すべきは、全国初の試みとして、昭和30年からの集団雇用の開始があげられます。この時店員として就職した方々が今も近隣商店街で活躍しています。
庶民の足であった玉電がモータリゼーションの波を受け昭和44年に廃止となり、沿線住民は大変な不便を強いられました。
昭和47年 桜新町商店街振興組合発足。
昭和52年 新玉川線(現田園都市線)開通。
昭和55年 旧大山道(現駅前通り)に八重桜並木の植栽が行われ、名実共に「桜新町」に。
昭和62年 「サザエさん通り」誕生。
平成3年 情報誌「さくらタイムス」発刊。
平成8年 全国初商店街ホームページ開設。
平成9年 「チェリーカード」によるポイントサービス開始。
平成10年 ショッピングプロムナード整備事業第一期分、駅前通りの修景事業完成。
平成16年度にはバリアフリーをより考慮した「サザエさん通り」の整備が完了します。このような商店街の努力にも関わらず、近年、出店の激しいチェーン店の中には商店街への未加入商店が多くなってきており、商店街活動への支障が懸念されます。
今後は、急速な高齢化社会に対して商店街が担う役割の具体策が必要と思います。
例えば、「さくらタイムス」やホームページによる積極的な年齢別の有益情報の発信・交換や「チェリーカード」を利用した、お客様への宅配等のサービス向上などなど。付加価値の高い商店街作りを目指した商店街活動が必要と感じています。