世田谷地区
【上馬商店会】
当上馬商店会は、国道246号線と環状7号線が交差する点を中心にして展開している商店街です。
戦後まもない頃、ここに玉川線という路面電車が走っていました。当時は活気ある街で玉川通りにも人が集まり栄えておりました。
その頃このあたりは2つの商店街にわかれていましたが、昭和39年に東京オリンピックが開かれることになりそれを機に2つの商店街が1つになり上馬商店会が誕生しました。
初代会長には白井安久氏が選ばれ、平成8年迄会長を務めされました。
現在の上馬商店会は国道246号線(玉川通り)が拡幅され、頭上には首都高速道路がつくられ、商店街としては二重苦に見舞われています。というのも、道路を行き交う自動車の騒音と排気ガス、太陽光をさえぎる高速道路、そのために商店街には明るさがなくなってしまいました。
また、国道246号線の道幅の広さのせいで片側商店街となり売り上げは半減してしまいました。
何とか明るい商店街づくりを念願して建設省にお願いして歩道をカラー舗装にしてもらい、店頭や街路灯を飾りつけしたりして少しでも明るくなるように努力しております。
また大店法の緩和によりスーパーが進出してきて、商店街をますます圧迫しております。さらに後継者問題もありますが歴史ある上馬商店会を少しでも活気ある街として残してゆかなければいけないと決意しております。
今後はいくつかの問題点を打破すべく知恵と勇気をだして歴史ある上馬商店会の発展のために頑張ってまいります。