北沢地区
【桜上水商店会】
桜上水商店会は、敗戦の復興目覚ましい昭和22年頃から地元の商店主たちによって始まりました。
桜上水商店街は、京王線桜上水駅を中心に線路の南北にまたがって広がっており、北は甲州街道(国道20号線)まで商店が軒を連ねています。
国道に繋がるとはいえ、商店街の道路そのものは昔ながらの狭い路地の様相を呈しており、地元の皆様が通勤・通学の途中に徒歩や自転車で気軽に立ち寄れる、地域密着型の商店街だといえると思います。
幸いなことに、当会においては一時心配された空き店舗についてだいたいふさがってきており、会員数の減少はほとんどありません。もっとも、後継者不足はほかの地域と同じく当会でも大きな問題です。しかし、これもまた会員の皆さんの熱意と努力で、必ずや解決し、後を任せられる若者がこれから現れるものと信じています。
商店街の運営については、やはり、大型スーパーマーケットなどの進出により、物販店をはじめ大変な苦労をしています。そのため、かつては実施されていた会員相互の親睦の旅行会や盆踊り大会の主催、地域のお祭りへの参加などの活動は残念ながら中止となっています。
商店会の商品券取扱い店も、加盟店76店の中でたった10店と非常に少なく、これでは商店会の活動と名乗るには心もとないかと思います。
以上、なかなか苦しい状況ですが、いずれも役員で熟慮・話し合いの上、当会がまた地域と共に発展していけるよう、今後の活動方針を決定して行きたいと思います。