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最新版 2011.05.10
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商店街

明大前商店街振興組合

(めいだいまえしょうてんがいしんこうくみあい)

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◆商店街の沿革
京王線、井の頭線の交差する明大前駅を中心に、終戦直後、4つの商店会が形成され、活動をして来ましたが、明治大学の教養学部と放送専門学校、高校4校、中学3校、小学校が1つと商圏内に10の学校が在る特殊な街で、なかなか発展性に乏しい街でしたが、平成7年、若手有志が烏山方式のスタンプ会を4商店会を横断的に組織しました。此れを契機に翌年、4つの商店会の合併と、振興組合化を同時に進め、区内41番目の明大前商店街振興組合が誕生し、発展への基礎が出来ました。


◆商店街の現状
明大前商店街と言えば、「明大前ピースメーカーズ」が全国的に有名です。平成13年10月、犯罪多発、ワーストワンの街と警察から宣告され、明大前商店街は「安全安心の街づくり」をコンセプトに、商店街の事業として、全国初の毎日活動の防犯パトロール隊「明大前ピースメーカーズ」をスタートさせ、半年後、同じく全国初の民間交番を設立、地元松原小学校も治安が悪く父兄の不安は頂点に達したので、全国初の登下校の安全誘導と、挨拶運動を展開した。月曜から土曜までの毎晩のパトロール活動は効果てき面で、当時明大前には、年間527件の犯罪発生が有りましたが、本年10周年を向かえ、年間犯罪0件を目指すほどになりました。京大の研究結果、街の犯罪件数が10%減少すると、1.7%地価が上昇するそうですので、明大前はこの10年聞に17%の資産価値アップが図られました。坪単価で約50万円のアップに相当します。このピースメーカーズの活躍はNHKを始めとするマスコミに多数取り上げられ、英国BBC放送、新聞も国内全紙に、米国ニューヨークタイムス、ヘラルドトリビューンにも、週刊誌等雑誌の全紙、警察白書、内閣府の国民生活白書にも、表彰も警視総監賞、都知事賞、平成20年10月には、内閣総理大臣賞を頂いております。
安全安心の街づくりの事業成果は、この5年聞に、明大前駅の乗降客数が25000人余増加し、9万人に迫りつつあります。京王線中、殆どの駅が乗降客数減少の中、この上昇数は特筆もの。
ただ、京王線、井の頭線の乗り換え客が1日20数万人を数える区内最大の駅としては、街中に出てくる客数が少ないと、更なる乗降客数増加策を次々と打ち出しています。


◆今後の展望
50から100年先の話と言われてきた、京王線の立体化が、代田橋から烏山までの15商店街、約1600店にて結成された、京王線立体化推進協議会の活動が功を奏し、平成25年度着工となりました。此れを契機に南北の通行をパリヤフリー化し、道路の整備、駐輪駐車場の整備、等々インフラの整備を行うとともに、店舗の再建に伴い、全く新しい街が出現することとなります。
10年後の完成を見越し、当商店街では、青年部を中心に、若者による、街づくりの検討会を続けており、その成果による、希望に満ち溢れた、新明大前商店街の出現が待たれています。