北沢地区
【上北沢中央商店会】
昭和53年、隣接する商店街には街路灯が整備され、活気のある商店街でした。
私共の通りは古くから商店が何軒かあり、京王線上北沢駅前という立地条件の良さもあって人通りも多く、徐々に商店も出店し隣組のような感じでした。
そのようなときに、私たちも商店街を設立し、通りに街路灯を設置しようと気運が高まり、初代会長の閔泳煥氏の発起で会が設立されました。
そして早くも翌年には街路灯が設置され、現在の基本が出来上がりました。
設立当時は会員も皆若く、いろいろなイベントを実施したり、ゴルフ部が出来たり、会員相互の親睦も深く、小規模でも楽しい充実した会になりました。
設立以来24年、会員増加により業種も多種多様に変化し、商店街の意識も大きく変化してきました。商店会活動には参加するけれど新年会などの親睦の行事には出席しない会員もいますし、チェーン店や本部決済のお店が増えて、会員そのものの顔が見えない等、本来の商店街の関係が失われてきて、同時に地域のお客様との関係にも変化が見え始めてきました。
そんな状況を打ち破るべく、平成9年より、お隣の上北沢共栄会との商店街共同事業「かみきたホイ!」が始まりました。これは8月には商店街夏祭りを、および12月には冬の感謝祭を実施するもので、多数のお客様で賑わっております。
今後の展望として、商店街本来の「近い・便利・安心」の基本をもう一度確認し、時代の流れに合った商店街つくりを目指して行きたいと思います。