烏山商店街振興組合
(からすやましょうてんがいしんこうくみあい)
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◆商店街の沿革
昭和6年に烏山実業総合会として発足しました。昭和22年に烏山給田商業会を結成し、昭和35年には定休日を制定し、毎月10日と22日を定休日にしました。昭和36年、烏山給田商店街協同組合を創立しました。昭和38年、烏山商店街振興組合へ組織を移行し、昭和39年、烏山商店荷振興組合青年部を結成しました。昭和40年、スタンプ事業であるひふみ券を発足しましたが、現在は鳥山西商店街共同でダイヤスタンプを発行しています。昭和62年より「盆踊り大会」を21回開催してきましたが、平成21年より名称・内容を変更し「お笑い夏まつり」を開催し続け、現在にいたっています。
◆商店街の現状
当組合は、どこの組合にも共通した悩みと思われますが、後継者の不足と、消費落ち込みや徐々に浸透してきたデフレスパイラルによる利潤の落ち込みで閉店のやむなきにいたる個店が増え新規開店の店も組合に加入しないことなどから、組合員の減少が深刻な問題になっています。
現在組合としては、組合員にとって魅力ある組合となるように福利厚生事業に力を入れ、新年会、ゴルフコンペ、ボーリング大会、奥様夕食会等を開催しています。世田谷区共通商品券においては、2%の手数料を組合で負担して組合員が取り扱いしやすいようにしています。
地域への還元事業として、吉本興業等のお笑い芸人を招き「お笑い夏まつり」を開催し、地域住民とのコミュニケーションの場を提供しています。
また、オウム真理教の進入による対策住民協議会、烏山地区防犯活動推進委員会、駅前広場整備協議会等に組合として協力し、明るい烏山を作るために努力しています。
◆今後の展望
当組合としては、お客様のニーズを的確にとらえ、地域の住民に受け入れられるイベントを開催するなど、商店街のイメージアップに努力するつもりです。
組合内においては、福利厚生事業、スタンプ事業を中心とした販売促進を図って組合員の生活水準の向上に努め、閉店等による脱会を食い止めて新規加入組合員を増やして振興組合としての力を蓄え、次代を安心して継げる商店街として後継者に譲り、烏山の街のますますの発展に努力していく所存です。